フェアリー ゴッドマザー アイズ メソッド15色の才能 〜10・家にいる時間が長くなった子どもに贈る、グッドプレゼントとバッドプレゼント〜
その10:子どものやる気スイッチがすくすく育つ経験値のグッドプレゼント 〜(エ)成長に必要な人に会う、連絡をとる〜
第1回から6回までは、
子どものやる気スイッチを破壊するバッドプレゼントと、
子どものやる気スイッチがすくすく育つ、
グッドプレゼントについてご説明し、
それらの誕生の経緯についてもお話しました。
7〜9回は、グッドプレゼントの一番の経験値に戻って、
(ア)文化資本を与える(家の中で15色の才能が世の中にある法則や知識を一緒に体験していく)
(イ)経験や技術を授ける(15色の才能を伸ばすための家でできる描き方や作り方遊び方を実際に体験する)
(ウ)環境を整える(家の中で15色の才能が楽しめる環境作り)
について説明しました。
10回目の今回は「成長に必要な人に会う」です。
(エ)成長に必要な人に会う、連絡をとる(メンターになるような人物にメールを書いたり、ネットを通して連絡してみたり)
「過去を知らせ、社会の規則を教え、愛を授け、マナーを伝える」
ここまでは親御さんや学校の先生に、
できる範囲のことです。
子ども達はすごい勢いで進化する、
未来を生きるための地図を内蔵して、
生まれてきています。
お子さんが上の4つを伝える
職業(例えば公務員など)に就くのであれば、
それほど違和感を感じないと思うのですが、
今までの世界にない価値観を持って、
社会や世の中を変えていく、
科学的要素や芸術性を、
小さい頃から強く持ったお子さんは、
学校の教育制度に大変な違和感を感じるはずです。
(ですから、学校に行きたくないお子さんを、
叱ったり責めたり説得したりはしないでくださいね)
黒色の科学的要素や紫色の芸術的要素というのは、
特別なお子さんだけに備わっているものではなく、
全ての人の中にあるのです。
たまたま幼少期に、
社会の枠にハマる才能が強く出ていることで、
返って科学の才能や芸術的要素を、
育てられないという可能性もあります。
親御さんや周囲の大人の人では
カバーできない才能の要素があると思われたら、
その道のスペシャリストに
連絡を取ってみるのは大切なことです。
大人になっても感じると思うのですが、
自分の才能を見出してくれたり、
導いてくれるメンターとの出会いは、
必要で大切なものですよね。
連絡を取る時の方法やマナーについて、
最後の方に書きますね。
(エ)成長に必要な人に会う、連絡をとる(メンターになるような人物にメールを書いたり、ネットを通して連絡してみたり)
※今は不要不急の外出を控えるように指導が出ていますから、どんなコンタクトの取り方が好ましいか、できるものから挑戦してみましょうね。私の一番のオススメは小・中学生なら親御さんの管理のアカウントに作品を発表していくことですよ。
(A)アウトドアやサバイバルを教えてくれるメンター
(B)身体に合った筋肉や持久力をつけてくれるメンター
(C)個性を見極めて身体能力を引き出し高めてくれるメンター
(D)スポーツや運動や力を使うこと、人を助けるなどの気持ち良さを教えてくれるメンター
(E)絶対音感やリズム感を教えてくれるメンター
(F)歌を歌ったり、楽器を弾いたり、ダンスの楽しさを教えてくれるメンター
(G)お芝居やミュージカル、プレゼンテーションなどの表現力を高めてくれるメンター
(H)空想して降りてきたイメージを形にする創造活動ができる環境をくれるメンター
(I)SNS、動画、動画編集、画像編集、声優体験に挑戦できる環境を提供してくれるメンター
(J)マジックやサプライズ、落語などの面白さ、魅力を教えてくれるメンター
(K)花や草木、野菜などの生育を楽しく伝えてくれるメンター
(L)知識を欲している時にすぐに調べられる環境を作ってくれるメンター
(M)瞑想状態に入れるリラックスを教えてくれるメンター
(N)オシャレやファッションのセンスを磨きたい時に夢中になれる魅力を教えてくれるメンター
(O)縫い物や編み物、刺繍やフェルトなど裁縫や手芸、工芸などを教えてくれるメンター
(P)料理やお菓子作りなどの調理や製菓の魅力を伝えてくれるメンター
(Q)話をじっくり聞いたり自分の思いを伝えられ考え方を深められるメンター
(R)お金の貯め方や使い方、増やし方、価値、リスクなどを教えてくれるメンター
(S)伝統工芸や菌や土など、手間ひまがかかるものに付き合って教えてくれるメンター
(T)じっくりとコレクションや収集、道具の手入れ、動物の飼育などを教えてくれるメンター
(U)科学実験やロボット製作、パソコンなどの最先端の技術の魅力を教えてくれるメンター
(V)刃物や武器を使ってみる、狩りや漁、戦い方を教えてくれるメンター
(W)本の魅力を伝え、落ち着いて本を読める場所を提供してくれるメンター
(X)時計の解体など工具を使ってする実験の場を与えてくれるメンター
(Y)不必要なものの処分の仕方、完璧な掃除の仕方、使うものを整然と清潔に整えるやり方を楽しんで教えてくれるメンター
(Z)神社や仏閣、宗教や神様など目に見えないものとか愛や平和、生きる意味などについて教えてくれるメンター
子ども達の中にある沢山の才能を伸ばすのに、
コンタクトをとって世界観を感じたいメンターは、
まだまだたくさんいると思うのです。
(A)〜(Z)の具体例は、(ア)〜(ン)を最後までご説明してから
改めて書くことにしますが、皆さんのアイディアもたくさん教えて下さいね。
(エ)成長に必要な人に会う、連絡をとる(メンターになるような人物にメールを書いたり、ネットを通して連絡してみたり)
※今は不要不急の外出を控えるように指導が出ていますから、どんなコンタクトの取り方が好ましいか、できるものから挑戦してみましょうね。私の一番のオススメは小・中学生なら親御さんの管理のアカウントに作品を発表していくことですよ。
メンターに会うってどんなこと?
お子さんのやる気スイッチをすくすく成長させるために必要な人とは、その子の知りたいと思う欲求をワクワクさせながら満たしてくれる人です。あんな風になりたいと憧れる人です。その先の好奇心の芽を育てられる人です。必ずしも有名人じゃなくていいんです。牛飼いや乳搾りの達人とか、山登りの名人とか、神がかった釣りをする人とかでも良いです。その道を知り尽くし、その事を人生の喜びにしている人に会いにいくと刺激を受けます。あまたある、努力して得られるこの世の喜びを感じて受け取ることが大切なのです。
一流の文化人やスポーツ選手は、自分の技術や魅力を子どもたちに伝えるためにいろんな講習会を開いています。子ども野球教室やお絵かき教室、楽器に触れるワークショップなど。どんなことでも一流に触れるのは良いことです。アイドルのファンイベントだけでなく、一流の建築家や芸術家の展覧会を見て、サインをもらいに行き、少し言葉を交わして、そのオーラにちょっと触れて見るのも素晴らしいグッドプレゼントです。
天職を生きているメンターに出会ったことによって、人生が変わる人はたくさんいます。優れたメンターは弟子に何かを強制したり、素質を矯正したり、支配したり、依存させたりはしません。ただ自分の夢中になっている分野の喜びを伝えて、生き様を見せて、いくつかのヒントを投げかけて、あとは好きなように自分のエネルギーに変えてくださいとエールをくれるはず。メンターに気に入られようと思って真似をしても、自分の成長にはならないので注意が必要です。
ご近所で趣味で必要なことをタダで教えてくれる人、地域の習い事の先生、広範囲に影響を及ぼす指導者、ファンがつくようなアイドルやカリスマ、社会や世界の中心に立つ人。顔も拝めないような神格化された人まで、いろいろな立場のメンターがいます。高いお金を払ってステージの高い人に会うことが目的なのではなく、自分の内側に向かって夢中になるきっかけにすることが大切なのです。どんな人に会う事が必要かは、お子さんご本人にしか分からないことです。
コンタクトの失敗や無反応を恐れなくて良い
「成長に必要な人に会う、連絡を取る」と書きましたが、当然ながら相手から反応があるわけではありません。講習会費や相談料などが発生する場合は別ですが、相手の都合を考えずに一方的に返信をくださいとか会って下さいというのは失礼になります。すごくラッキーに返事をもらえたり、コメントを頂いたりアカウントにイイねを押してもらえることがあるかも知れませんが、それは稀と思って良いと思います。過剰な期待をしないように注意しましょう。
メンターに気に入ってもらっても自分が大好きで夢中になれる活動を、自分の内側に向かって一生懸命やるのでなければ成長に繋がらないのです。最終的な答えは自分の内側にしかないから、頑張ってアプローチすれば、特別な能力や、到達するための努力をショートカットできるキーを授けてもらえるというものではありません。成長するためのルールは傍観者や評論家にならない事が大前提なのです。先ず本人が行動を起こしていないと、「こう思っています、どうしたらいいでしょうか?」ではアドバイスのしようがありません。
どんなに熱く「あなたのいる世界が好きです」を語るより、「自分はこんなことに長年挑戦して、沢山の失敗や成功を繰り返して、こんな経験値を得ています。」を伝えてみて下さい。先ずは自分のできることで、自分と周囲を幸せにできることを一生懸命やって、地道にブログなどにアウトプットしていくのです。小さいお子さんは保護者の方の管理下にあるアカウントを使うことをお勧めします。どんなことに興味があって、どんな行動をどれだけ起こしているか分かることが大切です。
昔は出版社や事務所にファンレターを送るくらいしか手段がありませんでしたが、「自分はここに居てこんなことをしています」をダイレクトに相互に伝えられる、素晴らしい時代に私たちは生きています。インフラストラクチャーになっているネット環境を活かさない手はありません。自由に自分の創作物や行動を発表して、その上で「憧れて影響を受けて作品作りのエネルギーになっています。」とか「こんな仕事を一緒にして頂けないでしょうか?」とかアプローチをする事が良いでしょう。
メッセージを送って無反応だったとしても、思うような回答が得られなかったとしてもがっかりしないで下さい。それはちゃんと1チャレンジに数えられます。恥ずかしい思いも、悔しい思いも自分の経験値になっているのです。そこで凹んでやめてしまうならそれだけの事。人の反応や気持ちを気にしてしまうと、評価されない自分は大したことは無いんだと勝手に判断してしまいがちですが、そうではありません。成功や成果は失敗がないと成り立たないのです。
300回くらいアプローチする間に工夫や改良を重ねて、やりたい事を無我夢中になってやり、アウトプットをする行動をしていれば、必ず何らかの動きがあります。助けてくれる人やアドバイスをくれる人、応援する人、伴走をしてくれる仲間が出てくるのです。メンターと自分しかいないのではありません。第3の不思議な力が働くのです。いろんな奇跡を見たかったら、親御さんもお子さんもそれぞれの創造活動や生き様を発表する場を持つ事をオススメいたします。
特に今は外に気軽に出る事が叶わないお子さんが、沢山いらっしゃるのではないでしょうか?こんな時はアカウントを作って発表の場を作るインフラ整備の大チャンスです。インスタ、ツイッター、フェイスブック、YouTube、note、アメブロ、ラインブログ、はてなブログ、ピクシブなど、アカウントを作って写真や作品や考えや動画を発信・拡散する事に集中してみましょう。それぞれのやり方も全てネットに書いてありますし、お金もかからないのでオススメです!将来の成功や仕事を得る種まきが無料でできるなんて素敵なこと。
アウトプットする時は個人情報が漏れないように注意して下さい。匿名でも構いませんが、人に分からないようにやっているのでは無いのですよ。上手になったらとか、できるようになったら発表しますではなく、先に宣言して試行錯誤している姿を晒す事が大切なのです。途中で方向転換や頓挫する事も自由です。その失敗が成功に向かうのに必要で経験値1にカウントされるのですから。注意しなくてはならないのは、結果が得られないからと言って、メンターや他の人、世の中の悪口や愚痴は言わないことです。お子さんにとってプラスに働かないのでNGなのを覚えていて下さい。
例えば、憧れのメンターにコンタクトが取れて、楽器のレッスンをしてもらって、コンクールで思うような成果が得られなかったとしましょう。その時に悔し紛れに「高いお金を払ったのに」とか「大した指導じゃないし、力がないのね」などとは言わない事です。年齢によって一人の人の中に本来備わっている15色の才能が、あれこれと試行錯誤を繰り返すのが人生です。最終的な天職に行き着くまでにセットで必ず沢山の挑戦と失敗が必要なのです。どんな結果であっても望んだ人に教えを受けた事実を感謝する事がお子さんのためになります。
同じ理由で、お子さんが喜んで影響を受けているメンターを大人の目線で評価をしないとか、お子さんが手放したいと思っている関係を大人の理由で固執をしないということも大切になってきます。一方で法外な金額を請求されたり、洗脳するような動きがあった場合などは、お子さんを守ってあげることも大切な大人の役目になります。節度ある距離感を保って、お子さんのやる気スイッチを形成するのに、様々な分野のメンターの存在を大いに活用して欲しいと思います。
この記事を読んでくださった親御さんが、
地球の、世界の、社会の、人間の素晴らしさを、
子ども達に沢山伝えるグッドプレゼントを贈ってくださることを、
願って止みません。未知のウイルスによる混乱が、
少しでも収束に向かうことを祈って、
この混乱で偶然生じた時間を
人生で意味のあるものに変えるために、
お子さん達の天才性を花開かせるプレゼントを、
たくさん贈りたいと思います。
次回も経験値の続きをご説明させていただきますね。
参考までにお子さんに贈ることができる
4つのグッドプレゼントの項目はこちらです。
経験値
(ア)文化資本を与える(家の中で15色の才能が世の中にある法則や知識を一緒に体験していく)
(イ)経験や技術を授ける(15色の才能を伸ばすための家でできる描き方や作り方遊び方を実際に体験する)
(ウ)環境を整える(家の中で15色の才能が楽しめる環境作り)
(エ)成長に必要な人に連絡をとる(メンターになるような人物にメールを書いたり、ネットを通して連絡してみたり)
(オ)成長に必要な場に参加する(ネットを通して講習会やワークショップなどの講座に参加する)
(カ)他人に迷惑をかけたことを一緒に謝ってみせる(謝り方の技術を伝える)
(キ)責任の取り方を教える(準備・報告・相談・連絡・後始末の方法)
(ク)好奇心を満たす(一緒に新しいことや未知のものを体験する)
(ケ)失敗する大切さ(繰り返し失敗することに意味がある)を教える
(コ)撤退の仕方(無理だと思ったら手放す、諦めること)を教える
(サ)自分軸の構築の仕方(基本的生活習慣の睡眠・食事・運動・掃除・瞑想・学び・労働)を伝える
(シ)感情的ではなく、冷静に多方面から見た考え方ができるように教える
(ス)自分のペースを守る大切さを教える(煽りに乗って焦らない)
(セ)生活の知恵を授ける(おばあちゃんの知恵袋のようなライフハックの動画)
(ソ)挑戦する姿勢の手本を見せる(親の背中をみせる)
社会で守るべきルール
(タ)生きる地域や社会の、守らなければならないルール(規則)を授ける
(チ)毎日の生活の中にある、命に関わる危険を教える
(ツ)法に触れて犯罪になってしまうようなことを伝える
(テ)注意しないと軽犯罪に問われるような公共性を教える
(ト)お金の使い方・貯め方・増やし方について、一緒に学ぶ
(ナ)現実的で冷静な判断力をつけられるための訓練をする
(ニ)多角的・長期的な視野を持つ計画性について伝える
(ヌ)用心深く打算的であることの必要性を教える
(ネ)独り立ちしてから陥り易い罠や危険性について伝える
(ノ)疑うことや警戒することの大切さについて伝える
価値観
(ハ)待ってあげることで待てる子になる(寛容であること・受容すること)
(ヒ)信頼してあげることで信頼をもらえる(絶対肯定・絶対応援・絶対信頼)
(フ)褒めてあげることで褒め方を覚えてもらう(否定されない安心感)
(ヘ)認めてあげることで他の人も立てる事を覚える
(ホ)勇気づけることで挑戦できる(大人がさせたいことではなく、本人がしたいこと)
(マ)視点を変えてものを見る(相手の立場に立って考える)
(ミ)常に自分の頭で考え選択させる(理想に誘導しない)
(ム)物事は捉え方次第である事を教える(問題や課題に前向きに楽観的に処理できるようになる)
(メ)人格を肯定し、人と繋がる幸せを伝える
(モ)根拠のない自信と安心感を贈る(あなたは大丈夫、多くの人を幸せにできる素晴らしい子よ。)
共存共生のマナー
(ヤ)家の中で家族が互いに気持ちよく過ごすためのマナーを教える
(ユ)家族や友達がそれぞれの縄張りを侵さない・攻撃しない意識を教える
(ヨ)五感プラス第六感に不快を与えないための配慮をつたえる(感覚の違いの理解)
(ラ)公共の場所で、互いが気持ちよく過ごすためのマナーを贈る(一方が我慢することのない)
(リ)相手や周囲の人間関係に共感しつつ、自分を保つ術を教える(いざという時の爪と牙とツノの手入れ)
(ル)価値観の違う家族や周囲の人間関係と共生しつつ、自分を見失わない術を教える(自分の人生では自分が主役という意識)
(レ)周囲の人間が何を考えているのか推し量り、自分軸を見失わない範囲で、必要な配慮や思いやりをする方法を教える
(ロ)目に見えない世界のものも大切にする感覚(お天道様は見ているから大丈夫)
(ワ)自分の感情をどうコントロールするかを伝える(安定した自分軸の作り方)
(ヲ)優しさと思いやりについて伝える(一日一善の実行や、ボランティアや寄付、人を癒し喜ばす行動や言葉を教える)
(ン)愛を贈る(あなたを愛している、大好きです、大切です。あなたはそのままで、
最高の存在です。生まれてきてくれてありがとうを贈ることが、子育ての大前提)