自己紹介27 C.私がメソッドを誕生させるまで 2・「生徒さんや保護者様の手紙」
自己紹介27
C.私がメソッドを誕生させるまで
2・「生徒さんや保護者様の手紙」
はじめに
この動画では生徒さんや保護者様に贈って頂いた愛について説明しています。
*個人情報が分からないように、年齢や性別、詳細は原文を変えさせて頂いています。
【生徒さんや保護者のお手紙】
「先生へ」
今回は、普段あまり伝えられない、僕の気持ちを文字にしてみたいと思います。あまりこういったことは得意ではないので、拙い文章になってしまうかもしれませんが、大目に見てください(笑)
まず、アトリエ20周年おめでとうございます。20年もの長い期間、アトリエが皆から愛され、ずっと続いているのは、間違いなく先生の優しい人柄あってのことだと思います。本当に尊敬しています。
続いて個人的な方に参りたいと思います。
先生は、小さい頃から人と話すのが苦手な僕にも優しく語りかけてくださり、たくさんのことを教えてくださいました。さらに前回のアトリエ展が終わってから、先生と教室で二人という時間が増えましたね。そうなってから今までにないくらいたくさん先生とおしゃべりした気がします。その時間があったおかげで、以前よりも人との会話に対してのモチベーションが上がり楽しくなっていきました。作品のこと以外にも、部活のこと、進路のこと、趣味のこと、他にも様々なことを話し、そのたびに先生は優しく、親身になって深いアドバイスを下さいましたね。そんなこんなでたくさんのことを話すうちに、だんだん会話のコツも掴めた気がするんですよ。(まだまだダメな部分は多いですが…笑)
また先生が話してくださった占いの館にも是非連れて行って頂きたいです。実は先生にそういったお話をして頂く前から、密かに前世のことなど気になっていました。なので 、その事を聞いた時に、楽しみが一つ増えて嬉しかったです。連れて行ってください。
他にも先生は美味しいお店をたくさん教えてくださいましたよね。おそらく僕一人であったら、入ることも気づくこともなかったでしょう。しかし、先生が連れて行ってくださったおかげで、たくさんの新しい味にも出会うことができました。舌も心も豊かになった気がします。
アトリエは僕にとって第二の家のような場所だし、先生はまるで第二の母のような存在と言っても過言ではないと思うんです。その上、こんな僕なんかの絵を描いてくれるとまで言ってくださって、与えられてばかりで全然お返しできていないのに、僕でいいのかと思ってしまいますが、それは僕の宝物になること間違いなしです。
先生は以前、いつか南の島に移住するとおっしゃっていた気がします。もし移住されたら、是非遊びに行かせてください。先生と南の島、ものすごくあっていると思います。
僕は優しくて、明るくて、温かい先生のこと、アトリエのことが大好きです。これからもずっとずっと、そんな素敵な先生であり続けて欲しいと思っています。
18才 Iより
【私からの手紙】
「Iさんへ」
今回は、いつも伝えている”大好き”の気持ちを文字に してみようと思います。まず、アトリエに 13年ものを長い間通ってくださってありがとう。あなたの成長をずっと見てこられたのは本当に嬉しいことでした。
幼稚園の制服を着て現れた大きな瞳の年中さん。 10年前の万博では、アトリエのみんなでバス旅行に行きましたね。自分の上着に頭から入ってすっぽりかぶりバスの座席で丸くなって眠る姿は本当に可愛くて、失礼だけど小さな顔の幅いっぱいの大きな瞳といい、うちのチワワちゃんにそっくりだと思ってしまいました。
自分の名前を書こうとして、手を止めて考え事をするIさん。 いつも静かで、別の世界に心を飛ばしているように見えるあなたの横顔をよく眺めていたのを思い出します。
そんなあなたは、お姉ちゃんやお母さんとは心や身振りで交信しているようにも見え、囁くような声は難聴の私には届かず、「いいなぁ…私もIさんとお話ししてみたい。このままお話をできずに高校の卒業を見送るのかな。」と思っていたら、1年ぐらい前から少しずつ話すようになったんだよね。
今ではあなたの「この間、嬉しいことがあったんですよ。」という言葉を楽しみにしています。そして卒業してもずっとそんな報告をしに来て欲しいなって思っています。
会話に関しては積極的ではないあなたも、作品制作となると別人のよう。
特に美術ではその器用な手先から生み出される造形は繊細で素晴らしいと思わせてくれましたね。お父さんのアイディアを形にしたり、子どもの造形コンクールにも入選したり、時間をかけて描いたポスターも採用されて嬉しかったね。
指先ほどの小さな粘土の動物たち、一枚の板からカッターで正確に切り出されて形になっていくバイク。時間をかけて仕上げていく網掛けやスクリーントーンの作品。 Twitter で雪だるまの画像を検索していたら、Iさんの作った雪だるまが出てきて驚きました。 高校生だからこそ作れる気合の入った雪だるまでつくづく面白い子だなっと楽しくなりました。
Iさんには特技があって、どんな曲でも何回か聞けば覚えてすぐに下のメロディーを自分の感覚でつけることができる。私は何故かあなたやあなたのお母様とだけは気持ちよくハモることができます。それはお二人がアシストするのが上手だからだと思います。うん!スマートアシスト男子!
そういえば私のにわかスピリチュアル体験を面白がって聞いてくれ、一緒に行ってみたいなんて言ってくれたのを覚えていますか?今は受験生で忙しいからあちこち出かけられないけど、晴れて自由の身になったら、また一緒に色んな所に行こうね。
綺麗好きで、几帳面なIさん。優しく器用で、人とは違う視点を持つあなたのこと、あなたのご家族が私は大好きです。
ずっとずっと大切に思っています。大好きなIさんへ
樹より
自己紹介28に続きます。
最後までご視聴頂きありがとうございました!
イラストair
ナレーション小鳥遊樹でお送りしました。
愛💖アプリシエイト!