愛して大切に思っているのに  なぜ子育ては思い通りにいかないの? FGM愛’sメソッド 

愛して大切に思っているのに 

なぜ子育ては思い通りにいかないの?

FGM愛’sメソッド 

はじめに

産まれたらああしようこうしよう、こんな風にして幸せにしてあげよう。たくさんの夢がふくらむ親御さんが多いと思います。 希望があるから子どもを産んで育ててみたいと思うのです。けれど思い通りにいかないのが子育てです。無理に親の思い通りにしようとするとお子さんが壊れてしまいますし、子どもが大きくなるにつれ、どんどん心の距離が離れてしまいます。

なぜ子育ては思い通りにいかないのでしょうか? 

 

生まれたばかりの子どもは、全てにおいて親の世話が必要です。
少し大きくなって自分で動いたり話したりできるようになると、今度は親の真似をします。 

 

そしてもう少し大きくなって子どもが自分になるための自我が出てくると、
親が考えもしないことを言ったりやったりするので、叱ったり説教をすることが多くなります。


どんどん成長して自分の意思をもって、 買うものや、付き合う人や、将来の選択をし始めると、 諍いも多くなります。子どもは親の予想をはるかに超えたことをしようとするからです。そこで親ごさんの価値観で正しいと思う人生へ導こうと怒ったり矯正しようとすると、未知の時代を生きるための、子どもの自分軸がどんどんブレるのです。

 

 

大切な子どもの笑顔が消えて、消極的になっていくと大人は慌てます。そこで気がついて、楽しみながら時間をかけて、お子さんの天性を伸ばす経験値を一緒に積む方を選べば良いのです。

 けれど、おだてたり、機嫌を取るために物を買い与えたり、ご馳走を食べさせたり、レジャーに連れて行って、何とか親の思う通りに育てようとするとどうなるでしょう?

 子どもは自分だけに与えられた人生の課題に挑戦する機会を失い、不機嫌になればご褒美を得られる、ニートやクレーマー体質になることを学んでしまいます。

 また、「テストの点数が良かったら、ご褒美にゲームを買ってあげるよ。」とすると、子どもの中に残るのは「勉強はご褒美のゲームを買ってもらうために、頑張ってやらなければならない面倒なもの。」という解釈になります。

 その循環にハマると、大人のストレスもどんどん増えていくのです。「こんなに一生懸命子育てをしているのに、何が悪いんだろう?どうして親の気持ちが分かってもらえないの?」「自分の買いたいものも我慢して、一生懸命に働いているのは誰のためだと思っているんだ?」と。

 けれど当たり前ですが、お子さんは「産んでくれ」と頼んだ訳ではありません。親は経験値を得るために、自ら望んで子どもを育てる時間を授かりました。

 親元を巣立つ前のお子さんにあげたい価値観は、

「世の中って楽しい。人生って面白い。遊べることも笑いあえることも山のようにある。親も兄弟も一緒にいて心地いい。人間も地球も素晴らしいね。

 大好きな事で努力をして、自分が選んだ壁に挑戦をして、失敗と成功を繰り返してレベルを上げ、毎日を楽しみながら、自分も周囲も幸せにしよう!

 今まで愛情を持って、育ててくれてありがとう!庇護から離れて、今度は自分の力で頑張ってみます。」そう思える人間力です。

 

そのためには自分軸がしっかりしていないと出来ません。自分軸が安定するためには自己肯定感が必要です。だから親の思い通りに育てようとしない方がいいのです。

 

お子さんが持っている未来地図を信頼しましょう 

子ども達は、今この世にない職業につき、私たちが想像もできないような価値観の時代を生きていきます。お子さん一人一人が自分の人生に必要な未来地図を既に持っているのです。

未知の世界を歩いていくお子さんを信頼して応援して手放してあげる、ただそれだけで良いのです。 

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

 

イラストair

ナレーション小鳥遊樹でお送りしました。

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