小鳥遊樹の魔法学校 白色の魔法 黒の濃淡で描いてみる 

小鳥遊樹の魔法学校

白色の魔法

黒の濃淡で描いてみる

 

はじめに

この動画では白色の魔法の「黒の濃淡で描いてみる」の実技を説明しています。

ゆっくり描いたり話していますので、お忙しい方は倍速で再生してください。

なぜこれが白色の魔法になるかは、次の動画で説明しますのでご覧くださいね。 

黒の濃淡の作り方 

筆ペンのインクでも、書道に使う墨汁でも、水彩絵の具の黒色でも大丈夫です。
二つのお皿に濃く溶いた黒と、溶いた黒を一滴だけ 水の中に溶かした薄い黒を作ります。

 

筆の準備

穂先の長い面相筆や、習字の筆を使ってみるのも良いですが、お家にある様々な筆で試してみてください。もちろん筆以外のものを使って描いてみるチャレンジもとても素敵なことですよ。

紙の準備

墨を使う時には、画仙紙や麻紙といった専用の紙を使いますが、皆さんは自分だけにしかできない新しい魔法を生み出すためにこの授業を受けてくれているので、お家にある色々な紙で書いてみましょう。

障子紙や包装紙、キッチンペーパーや落書き帳、ダンボール紙や画用紙などどんな紙に書くとどんな書き味になって、どんな吸収の仕方をするのか実験してみてください。 

 

注意点

筆に水をたっぷり含ませて元気よく振り上げると、壁や天井に飛んでしまうから気をつけてくださいね。

白黒で書くのが嫌いな人はやめておいてください。ワクワクして楽しいと思える人だけやりましょう。


描いてみたい人は、ふすま1枚ぶんくらいの大きさの紙に自由に描くことにもチャレンジしてみましょう。それは心の解放になりますよ。

 

準備ができたら

*まずは濃い黒をたっぷり筆に含ませて、元気よく自由に書いてみましょう。

これはとても大切なことです。なぜなら失敗しないように描かなければと思うと、 心が自由に遊ぶことができないからです。どんな風に書いても自由だよ、下手とかうまいとか失敗とか成功とか、そういうことは考えなくて大丈夫。自由に筆をお散歩させたり勢いよく書いてみましょう。

 

*さて次は、下手な線を描く練習です。
筆のお尻を持って、紙に穂先がつくかつかないかくらいで、ヨレヨレてんてんの線を描いてみましょう。例えばアニメやイラストならば、安定した均一な線が使われます。けれど絵画の場合は、奥行きや向こう側の形を予測させるために、わざとかすれていたり細くなったり薄くなったり途切れたりする線を描くのです。下手な線を描けるようになると、味わいのある絵が描けるようになりますよ。練習してみましょう。

 

* 次は薄い墨を含ませて穂先にだけ濃い墨をつけ濃淡が描ける練習をしましょう。

*流れるような線を描くときには、小指で軸を固定して置いて描いてみましょう。

*お水を塗っておいてぼかすのもやってみましょう。

*筆に含ませた液を飛ばすのもやってみましょう。

 

ポイント

言われたことを一生懸命やるのではなく、黒の濃淡の絵の具をどんな道具で、どんな風に描くと自分がワクワクするのかを発見する時間です。

例えば、丸めた紙に直接絵の具を含ませて、開いてみるのも面白いでしょう。

これらの画材を使ってどんな可能性があるのか実験をしてみましょう。

 

途中でも飽きたらおしまいにする。1回やって気の済んだ人はそれで大丈夫です。

5回も10回も繰り返しやりたい人は是非続けてやってみましょう。

特に立派な見栄えの良い作品や、意味のある形にする必要はありません。

自分の感覚の中にこういうものなんだと落とし込むことが大事なのです。

見ているだけが嬉しい人は見ているだけで大丈夫ですよ。

 

ここからはフリータイムです

自分のペースで気が済むぶんだけ遊んでみましょう。

遊んで出来た作品は Instagram に上げて、私のアカウントにコメントを残してくださいね。

拝見させていただきに参ります。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

愛💖アプリシエイト。

小鳥遊樹でした。

じゃあまたねバイバイ