自己紹介36 C.私がメソッドを誕生させるまで 2・「生徒さんや保護者様の手紙」

 

 

自己紹介36

C.私がメソッドを誕生させるまで

2・「生徒さんや保護者様の手紙」 

 

はじめに

この動画では生徒さんや保護者様に贈って頂いた愛について説明しています。
*ご本人に掲載の許可を頂いた上で、個人情報が分からないように、年齢や性別などの詳細は原文を変えさせて頂いています。 

【生徒さんや保護者様の手紙】

 

「アトリエの先生へ」

  私は保育園の年長の時からアトリエに通っていて今年で 10年目になります 。私が1年生になる前に何か習い事を始めようと思っていてそこで出会ったのがアトリエでした。

 アトリエはいつも先生が丁寧に教えてくださったり、話しかけてくださったりして、年長や小学生の頃、全く喋らなかった私もすぐにアトリエに馴染むことができました。今では私にとってはアトリエは前にも増して心が落ち着く、気分転換できる、とても楽しい大好きな場所です。

 アトリエの授業では、絵を描いたり工作をするときも、いつも先生からアドバイスを頂けて、とても嬉しいです。でも全く喋らなかった頃には、先生にアドバイスをいただくだけで、とても緊張していたのをよく覚えています。

 またアトリエ展の制作では、いつも期限ぎりぎりになってしまうので、毎年毎年先生に手伝っていただいてしまっていて、どうすればいいのか、すごく悩んだ時期もありました。

でも小学校6年生になって、初めて人の前に立って委員会などを進める役割になった時、アトリエでの経験はものすごく貴重なものだったなあと感じました。絵や工作以外の暗記ものも、今、とても役に立っています。

 それもこれも全部アトリエの先生のおかげです。先生には感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ書きたいこと話したいことは本当にたくさんありますが、今までずっと私を支え続けてくださった先生、本当にありがとうございます。

そしてこれからもよろしくお願いします。

先生、大好きです。

 

              15歳          Rより

 

【私からの返信】                                  

 

「R様へ」

  ピンクのスモックや、バルーン型のボトムが印象的な R さんは、通い始めた頃からお顔の印象がほとんど変わらない、美しい黒髪で大きな黒い瞳の女の子です。この頃はどんどん女性らしい服装に変わってきましたね。大きくなったんだなあと感じます。

 小さな頃を全く喋らなかった R さんは、話しかけるとその大きな瞳でじっと私を見つめ、今にも泣き出しそうなお顔をして、ノーリアクションで聞いていたので「話しかけると怖いかな…申し訳ないかな…」などと悩んだ覚えがあります。

 そんな R さんは高学年になると自分の中に入って集中し、 周囲の雑音は気にせず、作品作りに没頭できる子になり、次々と繊細な絵を描き始めました。特にお父さんやお母さんの表情の捉え方は、いろんなことをよく見ているあなたらしく、声や温かみが伝わるような表現で、とても好きでした。最近描いている小動物の模写は、優しくて静かなあなたそのものだね。

 小学校最後の工作では、自分の力で、自分の解釈で得た知識を活かした作品が作れて、みんなに褒めてもらったね。それでもこのまま卒業だったら、あんまりお話もできてなくて寂しいなと思っていたら、なんと中学に入ったらいっぱい話してくれる人に変身したんだよね。そしてそのお話や考えは、私の心を楽しませてくれました。

  R さんも今年は受験生。部活や勉強が忙しい中、、今まで頑張って時間を作って通ってくれてありがとう。アトリエ展のお手伝いもクリスマス会のお店屋さんや司会も嬉しかった。

まだまだ書きたいこと、話したいことはたくさんありますが、今までずっとアトリエに通ってくださって、本当にありがとうございます。私など足元にも及ばない、立派なご両親と祖父母の皆様がいらして、人生の中でお役に立てることはそれほど多くないと思うけれど、それでもずっといつまでも会いに来てあなたの成長を聞かせてね。待っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

  R さん、大好きです!

 ずっとずっと大切に思っています。大好きなあなたへ。 

                                                 樹より

自己紹介37に続きます。

最後までご視聴頂きありがとうございました!

イラストair

ナレーション小鳥遊樹でお送りしました。

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