自己紹介26 C.私がメソッドを誕生させるまで 2・「生徒さんや保護者様の手紙」

 

自己紹介26

C.私がメソッドを誕生させるまで

2・「生徒さんや保護者様の手紙」 

 

はじめに

この動画では生徒さんや保護者様に贈って頂いた愛について説明しています。
*個人情報が分からないように、年齢や性別、詳細は原文を変えさせて頂いています。 

【生徒さんや保護者のお手紙】

「先生へ」

 

  自分は,保育園の時にアトリエでお世話になり、一旦は引退したものの、高校生になり改めてパソコン教室の方へ通うようになりました。
アトリエには、絵が苦手という理由で入会しました。最初は、先輩方の邪魔をしてばかりで、小学校に入ってもなかなか集中せず、暇さえあれば空を眺めている変わり者でした。その時には絵にはそこまで熱中できず、実際にハマったのはアトリエを引退して中学になってからでした。

 英検の勉強の際も大変お世話になりました。1日13時間のスパルタ勉強により英文の長文がまともに読めるようになりました。
時には、辛いこと、面倒なこと、笑えたことを愚痴ったり、駄弁ったりとメンタル面でも支えてもらいました。

 アトリエに通って改めて自分のこれまでを振り返ると普段では分からない自分の幸せや不幸を考えることが出来ました。
芸術を見て感じる幸せ、周りの景色を見る視覚を携帯に奪われる不幸。
目の前にある幸せに目がいかず、ずっと不幸だと考えていた時期もありました。
 しかしひよこに入って先生や他の人たちと関わったことで3分の1は目の前の幸せを感じることができました。
人生の序盤でこれらのことに気付けたことは、とても大きい事だと思いました。
これからの人生では、自分の体験したことのない事が多々起こると思います。
しかし、これまでの経験がこの先の問題の解決に何らかの形で役に立つと
先生といると確信が持てました。先生の世の中の話のおかげです。

今だからこそ経験に無駄などないということが実感できます。
この先、上手くいっても、そうでなくてもそれが自分の人生であり、
そういうものだと覚悟しています。

これら全ての事に気づかせてくれたのは他の誰でもない先生です。
”感謝” の一言では足りませんが、改めて「ありがとうございます。」

 最後に改めまして、ご御礼の言葉を添えたいと思います。
今をこうして生きていられるのは先生の助言、支えがあってのことです。
誠にありがとうございます。
何年後かに、先生の約束を胸を張って果たせるように、今後の人生を歩んでいきます。
ですので、約束が守り切れたら待っていてはもらえないでしょうか。
土産話を持って行きますので、楽しみにしていて下さい。
短い間でしたが本当にありがとうございました。

 

                                  18才   Hより

 

【私からの手紙】

 「Hさんへ」

 園児の頃から小学校6年生まで通ってくれて、アトリエを卒業したあなたは高校生の1年間、パソコン教室に復帰してくれましたね。
 久しぶりに会ったあなたは、びっくりするぐらい背が高くなり、とても大人っぽくなっていました。小学生の頃は実によくお話をして自由に動き回って、子犬と戯れては可愛らしい妹さんと元気な声を響かせていたのに、静かにじっくりとお話をする姿に時の流れを感じました。

 パソコン教室の生徒だからアトリエ 展に作品を出していないのに、自分にできることがあるならと、お礼状もわざわざ家に持ち帰って素敵な絵を描いてくれたよね。 展覧会当日の夜もお母様と応援に来てくれて、寂しくなりがちな最後の時間に長いこといてくれて穏やかに談笑して、 会場を華やかにしてくれてありがとう。
 修学旅行から帰ってきた次の日だったのにも関わらず、イベントに出席してくれて、小さい子たちの面倒を見てくれたり、歌を歌ってくれたり、私のお手伝いも本当にありがとう。

  一週間で60時間も検定の勉強をしたのは、私にとってはとても困難な体験で、だからこそすごく濃い時間でした。疲れて眠くなってくると少し辛そうで、小さい頃のあなたがいるみたいで可愛かった。 自分の辛さはさておき、いっぱいいっぱい気遣いをしてくれたよね。お母様によく似た、優しい子に育ったなあ…と思います。

 私がちょっとでもネガティブな発言をすると、ボキャブラリーを総動員して、溺れている子どもでも助けるみたいにフォローに回ってくれるから、そんな優しさが嬉しくてもっと言いたくなってしまったのは内緒です(笑)

 進路のことや仕事のこと、人間関係について等、授業の合間にいろいろ話したね。よく、いろんなことを考えて、自分に関係ないようなことでも一緒に考えてくれたね。私の夢も面白がって聞いて助言をくれるところ、褒めてくれるところ素敵だと思いました。
 とりあえず受験の一年間だね。私も今年は戦うものがあります。お互い死力を尽くして頑張ろうではありませんか。一生のうちに一年くらい他のものを顧みずに何かに没頭する時があってもいいよね。

 園児さんの時の空の話、私もそうでした。小学校も中学校も高校も窓の外ばかり眺めていたなぁ。一年後、あなたはどの空の下に行ってどんな形の雲を見上げているのでしょう?
 たまにはその空の先に待っている人がいるって思い出してくれるといいなって思います。そしてまたいろんなことを話そうね。ガーデニングで愉快なアドバイスをもらったバラとクッキーとお茶を用意してお待ちしていますから、お約束のお洋服を着てきてね💖

 楽しい時間をありがとう。
 あーそういえば、何十年後のお約束、覚えていたらよろしくね^^♪

 ずっとずっと大切に思っています。大好きなあなたへ

                                  樹より

自己紹介27に続きます。

最後までご視聴頂きありがとうございました!

イラストair

ナレーション小鳥遊樹でお送りしました。

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